JR相模線社家駅改札口より徒歩14分ほどのところにある『ノックオンウッド』は、無垢材家具を製作・販売するお店です。洋風家具の老舗「有限会社 戸山家具製作所」の直営店として、15年前にオープンしました。
こちらが戸山家具製作所。内部は工場になっています。
そのとなりに、ノックオンウッドの店舗入口があります。インターフォンを押すと店員さんが対応してくれます。
店内に入ると木の香りがいっぱいに広がり、思わず深呼吸をしてしまいます。
無垢素材を扱ったシステムキッチンも、各家庭に合わせて設計やリフォームが可能です。金額を聞くと高価に感じるかもしれませんが、素材・設計・受注・販売・その後のメンテナンスを一か所で行えるので、長い期間を考えると良いお買い物になります。
ご相談いただければ、同じデザインで素材や色を変えての製造も可能です。自分だけのオリジナル商品ができますね♪
「もっとカジュアルな雰囲気にしたい、この素材を使いたいけれど予算が足りない・・・など、何でもご相談ください。」と、営業の若松さん。
中間業者を挟まないので、イメージと違う、大きさが違うなんてことが起きないように直接対応してもらえるのも利点ですね。
こちらは一本のブラックウォルナットの木から作られたテーブルです。ひとつとして同じものはありません。和風のテーブルにも対応できますので、料亭からのオーダーも多いそうです。
店内には家具だけでなく、さまざまな小物も売られています。
このような無垢材のコンセントカバーを使用すれば、インテリアの統一感がさらにアップ!
戸山家具製作所内の作業風景です。まずは素材の木を必要な大きさに合わせて切っていきます。
こちらは組立てするときに必要な穴をあけています。無垢材は湿気により膨張や収縮をします。同じ素材でも膨張率が毎年同じとは限りません。長年の経験と技術が必要になってきます。
ここまでくると完成間近です。
無垢材の良い所は合板と違い、日常的な傷から火災の焼け焦げまで修復が可能なことです。戸山家具製作所では無垢材なら他社製品でもメンテナンスを承ります♪
こちらは椅子の塗装を塗りなおすため、表面をグラインダーで丁寧に塗装を落としているところです。このときに、椅子に歪みがないかチェックし、修理もあわせて行います。
左の椅子が修理のため持ち込まれたときの色、右の椅子はこれから左の椅子の色に合わせて塗装をしていきます。
このたくさんの椅子は、某飲食店から持ち込まれたもの。社長さん自らが戸山家具製作所に訪れて大量注文されたそうで、今回は塗り替えのメンテナンスを行うそうです。量販店にありがちな「製造販売終了により、対応できません」ということはありません。手入れをすれば何十年でも持つし、使い込むほど木の良さがでて風合いが増します。
営業の若松さんにお話をうかがいました。
「最近は安価で手軽な輸入商品等が人気で無垢材は敬遠されることもありますが、ヨーロッパのアンティーク家具は依然として人気があります。アンティークというのは本来、家族代々が利用することに意味があります。
当社では一般家庭の日本製洋風家具がアンティークの域までいくにはあと20年から40年くらいかかると思っています。
どんな高級な素材を使った家具でも、その後のメンテナンスを怠ればぼろぼろになり、使えなくなります。そのため、当社では地方のお店に販売する際は、その後のメンテナンスに対応できる職人がいることを確認しています。
遠方へのお引っ越しなどのご事情があるお客様には、ご相談いただければ修理等の対応はもちろんいたしますので、ご安心ください」
無垢材家具は家族同然、末永く一緒に暮らしていきたいですね。
ノックオンウッド
046-292-3511
海老名市今里3-25-41(地図)
10:00~17:00
定休日 毎週火・水
駐車場 有
HP http://knockonwood.co.jp/index.php (ノックオンウッド)
http://www.knockonwood.co.jp/toyama (有限会社 戸山家具製作所)